就労センター「街」

就労センター「街」のめざすこと

就労センター「街」の開設

就労センター「街」は、社会福祉法人かがやき会の地域生活支援の歩みの中で、森田療法実践の場であった高良興生院跡地の寄贈を受けたことにより、地域になじむ活動の場、近隣の人達に役立つ活動の場づくりをめざし、1998年に通所授産施設として事業を開始しました。クッキー作り、寄贈図書や資料の整理、園芸作業をメンバーと行いながら、ともに働く場づくりに取り組んできました。2000年に新築建物により新規事業を開始し、近隣に住む人々にとってくつろげる場になるような「喫茶店カフェ・タウン」と、多くの人たちにおいしい焼き立てパンを届けられるように「パン工房スワンベーカリー」をオープンし、地域に根ざした就労支援の場を立ち上げました。
私たちの目指す活動の展開

精神障害者が「働く」という体験を通して、
自分らしい生活をつくっていくことを支える

地域に必要とされる事業を展開し、障害者が働くことを通して自然な交流のできるところ、ゆったりした時間の流れる所、社会へのメッセージを発信し受け取れるところ、そして生活を再編する拠り所として生かされることを目指しています。この場を使って、一人ひとりが「働く」ということを通して、自分らしさを生かした生活を創っていくことをともに試みています。

当事者・市民・企業・専門家など
様々な人達と協働し、
”地域づくり”への架け橋となる

障害を持つ人も持たない人も、老いた人も若い人も、それぞれに過ごせる場として使われ、障害者の働く場が、地域づくりへの一つの資源として生かされることをめざしています。
季節ごとのイベントや出張販売、ボランティアの協力による演奏会、会場提供など、地域に役立つ憩いの場を提供することを通して、そこにかかわる者たちの経験と知恵を積み重ねています。

活動の側面に
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